『新・片づけ術「断捨離」』を読んだ次の日、ゴミ袋6袋と段ボール2箱分の物を処分したよ

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この時読んでたのはコレ。
『新・片づけ術「断捨離」』


一軒家に住んでいた頃は分からなかった、「収納にはコストがかかる」という感覚。実家を出て一人暮らしをして初めて、物を取っておく・保管しておく・収納しておくためにはお金がかかるんだと知った。実家の一軒家はスペースが無限にあるように思えたし、というより「物を取っておいている」という感覚そのものがなかった。物は増えるいっぽうで、自分の部屋に入りきらない物は別の部屋や倉庫に移して、それで物が減った気になってた。幾度かの引っ越しを経験して、引っ越しの梱包(段ボールにしまって、出して)の手間や引っ越し費用(物が多ければ費用も高くなる)を知って、収納スペースにも家賃が発生していることに気づいて、どんどん物を手放して身軽にしてきた。今の旦那さまとのおうちは、平均的な家庭よりはずいぶん物が少ない方だと思う。


で、今回実家に戻ってきて家の中を見渡してみると…不要な物の山、山、山!発狂しそうになりましたw もちろん、数十年家族5人が暮らしてきた家だから物が多いのはよくわかるし、分別に手間がかかって処分がめんどくさいのもよくわかる。家族が昔のあたしみたいに物が多いことに無自覚なのもわかる。わかる、けど!だからこそ!あたしがいるうち(あたしのやる気があるうちw)に、物を手放して身軽になる気持ちよさを味わってもらいたい!そう思って、この本を借りてきたのでした。(買いなさい)


今回この本を読んで、「物を厳選することで今の自分を高めることにつながる」というくだりが一番興味深かったです。思い出の品が手放せないのは、過去の栄光や幸せにすがりついているから。過剰にストックを買ってしまうのは、漠然と未来を不安がっているから。うう、その気持ち痛いほどよくわかる。物との関係を通して自分を知ることができます。また、高価なティーカップを「壊すといけないから」と大事にしまいこみ、なにかのオマケでもらったマグカップを使っているのは、「私にはオマケのマグカップがお似合い」と無意識に思っているからで、高価なティーカップを使うことで、無意識に「あたしは高価な品が似合う人間だ」と思い、それが身についていく、というのもすごいなーと思いました。あたしも、眠らせていたバカラのグラスを普段使いにしようかな。にゃんこに割られたら大ショックだけど、そうならないように大切に扱おう。余分な物がなく、厳選された物を大切に扱う生活。理想だー!


本書は断捨離の理論について述べられた本なので実践的ではないのですが、読んだ後すぐに「なにか捨てられる物はないか?!」と立ち上がりたくなります。実際あたしはタイトル通り、次の日にキッチン横の物置を「捨」して、ゴミ袋6袋と段ボール2箱分の物を処分しましたですよ。スッキリしたー。ほんとオススメ!!!


Amazonレビュー見るとコレも面白そうなので次はコレ読みたい!
『モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ』