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『八日目の蝉』を、おうちカフェで。

読んだ

いまさらですが、面白かったです!!!

かつて、私の趣味は読書でした。本が好きな両親のおかげで、実家には(この年齢になってもすべて読みきれていない程に)本が溢れていたし、バス通学だった学生時代はバスを待つ数分を惜しむように立ち読みをし(幸いなことにバス停の真ん前に本屋さんがあった)、お決まりの村上春樹よしもとばななにもきっちりとハマり、図書館で一度に借りられる冊数の限度いっぱいに本を借りては期限までに読み切り、返却がてら違う本を借りる…。小説・エッセイ・実用書・雑誌・マンガ、文字が印刷されていればなんでもいいのかというぐらい、読み漁っていました。

今でも本屋さんは大好きで、時間があれば立ち寄りたいし、一度立ち寄るとついつい長居してしまうのですが、それでも、本を読む量は限りなくゼロに近くなりました。読書以外のことに時間を割いているのが原因なのですが、今思い返してみると、本から離れだしたのは、大学生になった年、実家を出て一人暮らしを始めてからだな、と気づきました。私にとって読書は、うまく言えないけれど、「落ち着いた静かな日々の暮らし」の中でのものだったのかもしれません。実家には、それがあった。

大学生になって親元を離れて一人暮らしを始めて、社会人になって。行動範囲が広がる分だけ家での時間は少なくなって、仕事や遊びや友達や恋愛や、慌ただしくたくさんのことがあって、今、実家とは違うけれど、新しい家族と、ちょっとずつ、「落ち着いた静かな日々の暮らし」を作り始めて、また、ふっと本が読みたくなりました。思い立って図書館に行き、今の自分が貸出期間でどれだけ本を読めるかわからず、おそるおそる、2冊借りてきました。

そして一気読み!

旦那さまがお出かけしておうちに一人、ミルクティーを淹れて、家事の合間にちょっとだけ…と思ってから4時間、『八日目の蝉』をノンストップで読み終わりました。本の感想は(こういうのWebに載せるの苦手なので)書けませんが、涙が出て仕方がなかった…。未読の方、特に女性(になってしまうのがちょっと悲しいけど)、オススメですのでぜひ!

そして早くも読書熱が高まってしまって困っています。図書館行きたい…!読書好きなら作者の方に敬意を表して本を買うべきだと思うんだけど、今のあたしには昔と違って断捨離精神が…!ということで図書館で借りるか、電子書籍もアリだなーと思っています。ちょうど旦那さまがKindlePaperWhiteを買ったばかりなので、スキをついて奪うか…。

あと、TwitterFacebookでもつぶやきましたが、おうちカフェと読書の相性が、私にとってはピッタリでした。好きなものを飲み放題食べ放題だし、混んできたから席を空けようかなって配慮する必要もないし、まわりの音や匂いも気にならない(そもそもない)、トイレで離席するのも気軽、笑えるシーンで声に出して笑えるし、泣けるシーンで号泣できる、座ってて疲れたらゴロリと横になれて、なにより、手を伸ばせばにゃんこをもふもふできる!すばらしいいい!!!

大好きな父と母のように、休日は本を片手に静かにのんびり過ごす、そんな日々がこれから増えるといいなと思います。

肩慣らし(?)用に一緒に借りてきた本は『ピンク・バス』。こっちも面白かった!